うさぎの飼い方
うさぎと病気
・毛球症
原因：うさぎは飲み込んだものを吐き出せないため、毛を飲み込むとおなかに溜まってしまう
症状：食欲がなく、ウンチの量が減ったら注意
治療：病院では消化器の活動を促す薬を使います。果物を少量与えたり、パパイヤやパイナップルの酵素サプリメントも効果的
予防：こまめなブラッシングと牧草などの繊維質の多い食事を心がける
・パスツレラ症
原因：パスツレラ菌に感染してかかる。感染したうさぎに接触したり、せきやくしゃみから飛沫感染する
症状：せき。クシャンクシャンとくしゃみがでる。粘り気のある白い鼻水が出る。食欲がなくなる。首が曲がる(斜頸)等。(せき、くしゃみ、鼻水が出る症状をスナッフルといいます)
治療：病院では抗生剤を使います
予防：何匹か飼っている場合は、感染したうさぎをすぐ隔離する
・不正咬合
原因：先天的な歯の異常。ケージを噛む癖、食物繊維の不足でなる場合もある
症状：上下の歯の噛み合わせが悪いとエサが食べられなくなる
治療：うさぎの歯は一生伸び続けるため、病院で定期的に伸びすぎた歯を削ってもらう。状態にもよるが、軽い不正咬合の場合は飼い主さんが定期的に下の歯を押してあげることで治る場合もある
予防：噛みごたえのある牧草や繊維質の野菜を食べさせる。日頃から歯のチェックをする。